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横浜に日本初の近代競馬場

安政五年(1858)の日米修好通商条約によって開港された横浜には多くの外国人が居留するようになりました。彼らは休日になると母国にいたころと同じようにスポーツや娯楽を楽しみました。そのひとつが近代競馬でした。
 外国人の要望を受けて徳川幕府は横浜の根岸に日本で最初の本格的な近代競馬場をつくりました。それが根岸競馬場です。慶応二年(1866)に完成し、競馬が開催されました。 明治十三年(1880)に「日本レースクラブ」が結成され、日本の近代競馬の中心的役割を果たしました。根岸競馬場は、諸外国の公使などや日本の政財界のトップたちが集う華やかな社交場としての役割も担っていました。
 日本人で初の馬主になったのは西郷隆盛の弟で海軍大臣などを歴任した西郷従道で、所有する<ミカン号>で日本人馬主最初の勝利を挙げました。

近代競馬場