サラブレッドとは

乗馬は貴族のたしなみ

馬に乗ることは英国をはじめヨーロッパの王侯貴族のたしなみでした

古くから馬は労働や運搬手段、娯楽の源として家畜のなかでもっとも大切にされてきました。馬は人に従順でかしこく、力持ち、背中に人を乗せて速く遠くまで移動できたからです。ただ、馬はとても高価なものですから東西を問わず王侯貴族などの上流階級しか所有することができませんでした。
中世のヨーロッパでは、王侯貴族というのは自分の広大な領地に暮らしていました。領地を見回るときなどの移動は主に馬を使っていましたから、乗馬は王侯貴族のたしなみだったのです。しかも彼らにとって、馬は今でいえば高級なスポーツカーのようなものでしたから、自慢もしたくなります。おのずと自分の馬がどれだけ速く走れるか、どれだけ美しいかなどを競うようになったのです。それが競馬の始まりです。日本でも平安時代の貴族たちが競馬(きそいうま)といって、馬を競走させて自慢し合ったという記録が残っています。

貴族のたしなみ